やつらは定期的にやってくる―大蛇と発熱

子どもの頃は同じ日に熱を出していた。 毎年誕生日は寝てすごしていたのだから間違いない。 長じてからはそういうこともなくなったと思っていたが、実はそうでもなかったのかも知れない。 というのは、一昨年、去年とほぼ同じ日に高熱を出したのだ。 ある試験の試験日(10月の第3日曜)なので、これまた間違いない。 まあ去年は急用のため試験は受けられなかったのだが、こんな具合に体調を崩していた…

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この手の中に

抱かれたものはすべてというわけではないが、気に入った製品が早々と絶版になるという憂き目にはよく見舞われる。 先日の靴の件もそうなのだが、他のジャンルでも頻発するのが悲しい。 最も辛いのが本の絶版処分である。 ・ジェイムスン教授シリーズ ニール・R・ジョーンズ著 これが絶版になって久しいのである。藤子不二雄のイラスト、野田昌宏の翻訳(異星人たちがべらんめぇ調でまくしたてる!…

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理想の靴―走れない靴なんて

学生時代、バイクに乗っている頃は安全靴を愛用していた。 ライディングブーツでは歩きにくかったり、すばやい着脱がしづらいなどという問題があり、しかし、スニーカーのような物ではシフトペダルの操作に耐えられない。 そのため芯に樹脂を使った安全靴を履いて乗っていたのだが(鉄芯は重いからね)、つま先の表面がすぐ剥げて白っぽくなってしまうこと以外は特に問題を感じなかった。 ※ただ、バイクの種類によ…

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