少女マンガについて

2017/01/11 22:29
年末くらいにネット上で、 「男性は、女性が少年マンガを読むことについては歓迎するが、自分たちが少女マンガを読むことはない。それは、女性が価値観を変えて自分の側にすり寄ってくるのは良いが、自分の価値観を変えることには我慢がならない、という男性の傲慢さからくるものだ。」 という発言に対し、小規模ながら論争があったようだ。 私の感想としては、その主張はよくわからないというのが正直なところだ。 読んだことのないジャンルのものを読む、という行為は価値観の変容によ..

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呪術初め(じゅじゅつぞめ)

2017/01/07 22:40
新年を迎えることを切っ掛けに、新たな目標を立てるというのは一般的な行為である。 だが、これは呪術的に考えても意味のあることだ、という考えを聞いたことがある。 年が改まり、気分一新、何かを新たに始めてやろう、と多くの人が考えるその雰囲気に乗っかることで自らの行動変容をブーストしよう、という考え方だそうだ。 同調圧力を建設的な方向に使用した例というべきだろうか。 我が身を振り返ってみれば、昨年の最初の目標は実家の本を整理することだった。取り急ぎ、今の家に送ってから..

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単分子

2016/12/13 23:49
ラリー・ニーヴンの小説を読んでいると、単分子のアイテムがよく登場する。大きなものだと宇宙船の外殻が単分子だった、という設定の話(「中性子星」)がある(反物質以外では破壊不能、という触れ込みだが、対消滅では外殻がバラバラになるだけではすまないと思われるのだが、どうか)。 また、小さいものでは単分子ワイヤーがある。上着の一番上のボタンと一番下のボタンがこのワイヤーでつながれていて、緊急時にはワイヤー・ソウとして使用できるというわけだ。ほぼ何でも切れるスーパーアイテムだが、ワイヤ..

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光る眼の巻

2016/10/26 23:38
いつの頃からか光視症の症状が出だした。ふとした拍子に視界の中を光が飛んでいるのが見える。若い頃から立ちくらみなど脳貧血の症状として視界に複数の光点が明滅するというのはあったが、最近は何の動作もともなわずにこの光を見ることが多くなった。 原因は加齢や強度の近視らしいので両方持っている私としては、まあしょうがないか、という気分になっている。日常生活に支障もないしね。 だがある晩、布団に入って目を閉じた瞬間に、視界全体がぱっと明るくなったのには驚いた。驚いたついでについ..

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壁抜け男

2016/10/21 00:01
壁などの物質をすり抜けて現れ、壁のむこうへ消えていく。悪役が使うと恐怖の技だがヒーローが使えば格好良い。皆のあこがれ壁抜け術だが、扱っている作品も多い。 まず思い浮かぶのはイクストルだろう(宇宙船ビーグル号)。真っ赤で六本腕の怪物が壁から現れて人に卵を植えつけ、また壁に消えていく…。コワイ!だが格好良いのである。 キャプテン・フューチャーの宇宙帝王もメガラ文明の装置で壁抜けしてくる。対するキャプテン・フューチャーも同様のマシンで迎え撃つが、彼の装置では息ができない(空気も..

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透明人間はどこまで透明になれるか

2016/10/20 00:47
子供の頃読んだ、SFとも推理ともつかないジャンルの本で、以下のような問題が出されていた。 「体が透明になる薬を飲んだ男が、お金を盗みに銀行に忍び込もうとしたところ、あっさり発見されて射殺されました。さて、どうしてでしょう。」 …たいへん不親切な問題だ。一応、コミック形式の出題だったので、服を着ていたわけでもなく、また、「アメリカン・パロディ・シアター」の中の「透明人間の息子」よろしく自分が透明だと思い込んでいる、というわけでもないのは提示されている。 答えを見ると、「眼..

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