明治時代のUFO
明治時代のUFOといえばまず西郷星であろう。
西南戦争末期(1877年)、西郷隆盛の死と時を同じくして観測された火星の大接近によって、天文知識が乏しかった当時の庶民は、
「新星の出現」から
「死せる西郷隆盛の魂の顕現」
に思い至った、というのが通説のようである。
実際には「西郷星」という神秘現象ブームにかこつけて、普段より明るく大きく見える火星を天体ショーとして楽しんだというの…
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